歯は親知らずを除くと28本しかありません。指は手足を含めると20本ですよね。この大切で限りある自身の歯で生涯食事ができる方は少数派です。我が国には80歳で20本の歯を維持しようという8020運動がありますが、80歳以上の方で歯の数の平均は6本あまりですし、80歳で1本も歯が残っていない人は約60%でアメリカの46%と比べずっと高い水準です。 私達は1本1本の歯をもっと大切にしなければいけないと考えています。その上で来院される方お一人お一人のご希望をかなえるお手伝いをしたいと考えています。いろいろな治療法の長所、短所と、治療後のお口に及ぶ影響の事までご説明しています。 その結果、多くの皆様が治る見込みがあるならなるべく歯を残す処置を選ばれます。こう書きますと当たり前のことのようですが、そこがなかなかうまくいかず歯を失っていき、気がつくとおいしく食事が楽しめなかったり、自信を持って笑顔で接することができなくなってしまうのです。 福田歯科医院は、日本歯科保存学会認定医として歯を残す事(保存する:保存修復学、歯内療法学、歯周病学)のプロです。また、大学病院で変色歯外来に10年以上在籍しており、薬物による変色歯から気軽に取り組めるホワイトニング、美容室感覚の着色除去まで経験と実績があります。また既に歯を無くしてしまった皆さんにも院長は開院前よりノーベル・バイオケア社からサーティフィケートを得ており(ノーベル・バイオケア社は現在主流である骨結合型インプラントの世界初のメーカーで、当院では最新の製品群を用いています。)インプラント手術から、金属の見えないノンクラスプデンチャーなど様々な治療法を選択していただけます。
また、歯科医療は単に歯を削ったり抜いたりする事ではありません。理論に基づいた予防や治療が大切なのです。福田歯科医院院長は、最近テレビでよく聞かれるバイオフィルム(細菌が塊となって個々の細菌とは異なる性質が発現し、特に外来の薬物などが効果を示さなくなる状態)に早くから着目し大学院での研究テーマとして学位を取得しています。(論文:Fukuda, T., Takenaka, S., Kota, K., Iwaku, M., Hoshino, E.: Aerotolerance of Peptostreptococcus anaerobius biofilms. Microbial Ecology in Health and Disease, 16(4), 205-210, 2004. 国際学会発表:T. FUKUDA, S. TAKENAKA, M. IWAKU, E. HOSHINO: Bacterial Aerotolerance Assay with an Artificial Biofilm Model. 79th General Session of the International Association for Dental Research(IADR), Chiba, 6/27-30, 2001. , Increased Aerotolerance of Biofilm Forming Anaerobic Bacteria TAKASHI FUKUDA*, SHOJI TAKENAKA, KOHICHI KOTA, TAKASHI OKIJI Divisions of Cariology, Operative Dentistry and Endodontics, Department of Oral Health Science, Niigata University Graduate School of Medical and Dental Sciences H 4/15,16日韓合同歯内療法学会学会、慶州、Live/Dead Differentiation and Aerotolerance of Oral Biofilm Bacteria T. FUKUDA1*, S. TAKENAKA1, K. KOTA1, T. OKIJI1 and E. HOSHINO2 1Division of Cariology, Operative Dentistry and Endodontics, 2Division of Oral Ecology in Health and Infection, Department of Oral Health Science, Niigata University Graduate School of Medical and Dental Sciences 84th. General Session of the International Association for Dental Research (IADR), ?ブリスベン6/28~7/1、Enhanced Tolerance of Oral Biofilms against Chlorhexidine T. FUKUDA, S. TSUCHIDA, S. TAKENAKA, K. KOTA, T. OKIJI and E. HOSHINO1 Cariology, Operative Dentistry and Endodontics and 1Oral Ecology in Health and Infection, Niigata University, Japan 85th General Session of the International Association for Dental Research (IADR), New Oreans, 3/21-24, 2007.)
また歯をほとんど削らずに病原菌を殺菌する3-MIX療法についてもこの療法の開発者のもと専門的に研究しており(福田 敬、本多直子、中條和子、重谷佳見、廣瀬祥子、高野雅子、風間龍之輔、村田裕史、池下佳子、山田祥子、子田晃一、岩久正明:嫌気性菌とCariology(22) 三種混合抗菌剤の各種保管条件における抗菌性の変化.第111回日本歯科保存学会1999年度秋季学会,北九州,99-11-19,日歯保存誌,42巻 秋季特別号:161)虫歯の予防にはフッ素の適応が有効ですがこの分野でも造詣が深く(福田 敬,韓 臨麟,渡邊正勝,笠井郁雄,岡本 明,岩久正明:フッ素洗口が充填用光硬化型グラスアイオノマーセメントのフッ素徐放性に及ぼす影響.日本歯科保存学会1998年度春季学会(第108回), 盛岡, 1998-6-4, 5. 日歯保存誌, 41(Spring Issue): 98 , 1998.)、白い冠である審美修復のオールセラックスクラウンについても共著にて商業誌に発表しており(風間龍之輔, 福島正義, 竹中彰治, 福田 敬, 岩久正明:新しいCAD/CAMソフトウェアCEREC 3Dについて. Dental Diamond, 28(11), 134-139, 2003.)精通しています。 このような公の実績をもとに福田歯科医院では治療が行われています。単に来院される方にメニューから治療法を選んでいただく、という事だけではなく、可能な限りわかりやすく十分なご説明の上で各種保険治療も含めて決めていただいています。麻酔の上で、または麻酔なしでの無痛に近い治療、また器具、グローブの交換など衛生面でも十分に配慮しています。どうぞご安心して来院なさってください。
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